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    <title>貸し本棚</title>
    <link>https://masshigura.kashi-hondana.com</link>
    <description>貸し本棚・小説更新情報</description>
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    <copyright>Copyright ©2026 まっしぐら.</copyright>
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    <item>
      <title>縄師の話 - 運命の人</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/2609/section/36844</link>
      <pubDate>Tue, 16 Dec 2025 22:50:00 +0900</pubDate>
      <description>ぼくの人生を変えた唯一無二の運命の人との物語</description>
      <content:encoded><![CDATA[ぼくは気になっていた縄師の話を読ませてもらった。
縄というとSMを思い浮かべる。昔、まだ未成年だった頃に古本屋さんで実写のSMの本がひっそりと売っていてそれを何気なく見た時に衝撃を受け、なぜかそれからSMというものに興味をもつようになった。
当時まだ親以外に女性の身体を見た事がなかったぼくは女性の身体を写真で見れることで興奮をしていたが、SMとは一体何なのかは分かっていなかった。

どんなハードな内容なのだろうか……めくるめくSMの世界が広がるのかと興奮気味に読み出したが、眼前に広がった景色は主人公いずみのリアルな日常の景色だった。
想像していた光景と全く違った事に驚きつつ、現実にいる人の様に周りの人間に振り回され悩むいずみの姿がなんとなく自分に重なって見え、読み進めれば進める程どんどん引き込まれていった。

好きなはずなのにいけないいずみ。女性が快感で震える様を見るのが喜びの成宮。
どち...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>再会 - 全ての貴方へ花束を</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/1420/section/37109</link>
      <pubDate>Sun, 14 Dec 2025 19:57:00 +0900</pubDate>
      <description>人類に反旗を翻したアンドロイドとの長い戦いに勝利し、平和を取り戻したタカシと猫型ロボットの蘭。
だが、その頃既に高齢となっていたタカシと歳を取らない蘭が共に過ごせる時間は長くなかった。
タカシが旅立ち、残された蘭は生前タカシがよく語っていた夢を思い出し、願いを叶えるべく研究を再開する……
タカシと忘れ得ぬ人々、そして蘭が織りなすタカシの物語最終章。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　マコトの死から半年程経ったある休日の夜、僕は社宅で一人、ウイスキーをラッパ飲みしていた。

　就職氷河期の中、就職活動で三十社以上回って一つも決まらず、しかたなく同級生の採用決定のおこぼれで今の会社に採用してもらってからはや一年。
入社時には何も言っていなかったのに、夏の昇給時期になると急に強制的に年収制にさせられた。残業代が一円もつかなくなった上に業績が悪いからとボーナスまで無くされ、入社時より手取りが少なくなってしまうという詐欺の様な事をされていた。
いい加減嫌になり、会社を辞めて実家に戻って、家から徒歩数分の場所にあるたまり場になっていたマコトの家に転がり込みながら暫く休もうかと思ったその矢先に、立て続けに親友と幼馴染が突然死んでしまった。一人でも辛すぎるのに……本当にやってられない……

　マコト……ヨウイチ……どうしてだよ……二人して逝くことねえじゃねえか……
　お互いに彼女が...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>気になる存在 - 運命の人</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/2609/section/36842</link>
      <pubDate>Wed, 19 Nov 2025 21:31:00 +0900</pubDate>
      <description>ぼくの人生を変えた唯一無二の運命の人との物語</description>
      <content:encoded><![CDATA[明星さんの美しい歌声が頭から離れない。
明星さんの事をもっと知りたい。
明星さんの紡ぐ綺麗な言葉たちに癒されたい。

こんな気持ちになるのはいつ振りだろう……

ぼくは女性関係で色々とあり、女性不信だった。近づいてくる女性たちは皆ぼくそのものを見ているのではなく彼氏に愛される自分や何でもやってくれる夫を求めている人ばかり。
もう女性とは関わり合いになりたくなかった。

それなのに……歌声を聴いただけで心を奪われてしまった……

懐かしい感じがする……これは……昔追いかけ回していた女の子に一目ぼれした時と同じ感じだ。
まさか……ぼくは一目惚れ……いや、一聴き惚れをしてしまったのだろうか……

わからない……でも、とにかく彼女と会話をしたい。
むやみやたらにDMを送り付けたらきっと気持ち悪がられて相手にされなくなってしまうだろう……
あくまでも自然に気さくな感じ話しかけたい。

ぼくはどうした...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>マコト - 全ての貴方へ花束を</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/1420/section/37108</link>
      <pubDate>Sun, 16 Nov 2025 21:01:00 +0900</pubDate>
      <description>人類に反旗を翻したアンドロイドとの長い戦いに勝利し、平和を取り戻したタカシと猫型ロボットの蘭。
だが、その頃既に高齢となっていたタカシと歳を取らない蘭が共に過ごせる時間は長くなかった。
タカシが旅立ち、残された蘭は生前タカシがよく語っていた夢を思い出し、願いを叶えるべく研究を再開する……
タカシと忘れ得ぬ人々、そして蘭が織りなすタカシの物語最終章。</description>
      <content:encoded><![CDATA[「夢か……」

　どうやら久しい過去の夢を見ていたらしい。

　僕、川村タカシの中学時代はこんなぶっとんだ奴らと馬鹿な事ばかりする毎日だった。ある時は山を切り開いて出来たばかりの住宅街の下水を探検し、ある時は新築の校舎の中でキャプテン翼の若島津くんごっこをした。下水探検では暗闇で完全に迷子になり、なんとか近くのマンホールの蓋をどけて地上に出たら学校の目の前で、先生に見つかって蓋も閉めずに逃げ大騒ぎになり、若島津くんごっこではマコトが三角飛びを失敗して壁に穴を開けて大騒ぎになった。

　思い返せば色々あったけど、流石に車のマフラーから水を入れるとかありえないよなあ……中学生で馬鹿だったとはいえ、マジであいつ頭イカレてたわ……

　マコトのぶっ壊れっぷりを思い出し苦笑いを浮かべる。マコトは小中学校の時の同級生なのだが、同じクラスになった事は一度も無く、唯一中学で同じ水泳部だったという繋がりしか...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>天使の歌声 - 運命の人</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/2609/section/36836</link>
      <pubDate>Mon, 10 Nov 2025 16:17:00 +0900</pubDate>
      <description>ぼくの人生を変えた唯一無二の運命の人との物語</description>
      <content:encoded><![CDATA[ぼくは行き詰まっていた。
人生の最後に逆転の夢を見させてくれて共に散った伊集院アケミが最後に復活の夢をかけて企画したクリエイター支援企画「小説を書いてみよう」に参加して大賞を受賞したまでは良かった。

だが、自分が長年燻らせていた想いとその時の記憶をそのまま小説にしたばかりに、全て書き出してしまったら今の自分の中に何も無くなってしまう様な気がして、怖くて続きを書き出す事が出来なくなってしまっていた。

一週間に一話書けていたペースが二週間に一度、三週間に一度となっていき、とうとう書けなくなってしまった。

今までの45年……何だったんだろう……
自分に残ってるのはもう本当に好きだったのかすら分からないくらいに燻り色褪せたこの想いと、結局どうする事もできなかった借金と、子供だけだったな……

何もかも諦めて心を殺して、子供を同じ道を歩まぬ様なんとか育てきって、終わったらひっそりと死のう……
...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>まえがき - 運命の人</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/2609/section/37089</link>
      <pubDate>Mon, 10 Nov 2025 16:00:00 +0900</pubDate>
      <description>ぼくの人生を変えた唯一無二の運命の人との物語</description>
      <content:encoded><![CDATA[本当は誕生日まで書けるだけ書いて誕プレのおまけ的感じで読んで頂こうかと思っていたのですが、自分の状態が不安定なのもありますし、少しずつ読んで頂くのも楽しいんじゃないかなと思ってもう送り付けることにしました。

誕生日プレゼントと言うにはあまりにもしょぼいのですが、
いつか貴女との物語を書きたいと思っていまして、書き始めるのは今をおいて他に無いと思いましたので、下手くそながら書いていきたいと思います。

貴女以外の人がこの話を読む事はありませんし、いつどんな形で完結するかもわかりませんが、できたら貴女との物語をちゃんと最後まで書き上げてぼくの人生で最初で最後の本物の恋愛小説にしたいと思っています。

3日、3ヶ月、3年という言葉があります。
3日我慢すれば3ヶ月は耐えられる。
3ヶ月耐えられれば3年は頑張れる。
3年頑張れれば一生耐えられる。

先日お話をして頂いてからちょうど3ヶ月後は貴方...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>どん底 - 運命の人</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/2609/section/36835</link>
      <pubDate>Mon, 10 Nov 2025 16:00:00 +0900</pubDate>
      <description>ぼくの人生を変えた唯一無二の運命の人との物語</description>
      <content:encoded><![CDATA[　ぼくは人生のどん底にいた。氷河期真っ只中、どこにも就職できずなんとか就職した会社はブラック企業。入社二年目でボーナスを含めた十七ヶ月分の年収制にすると言われた次
の年からボーナスが無くなり年収制だからと残業代も無くなり、だが就職難で他に転職もできず、低賃金で過酷な長時間労働を強いられていた。
　
　私生活では、周りに流されて付き合った相手と喧嘩ばかり繰り返し、やっとのことで別れたにも関わらず何故かその後かかってきた電話に出てしまい、別れた理由の口論で売り言葉に買い言葉で安易に結婚を決めてしまった……
そんな相手とは当たり前の様に結婚当初から上手くいくはずもなく、泥沼化した壮絶な闘いの日々を送っていた。

　共働きで払っていくという話だった賃貸アパートの家賃は早々に相手に仕事を辞められてしまい、低賃金で高い家賃を払っていかねばならない状況となった。毎月収支がマイナスだったために借金をせざる...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>在りし日の思い出 - 全ての貴方へ花束を</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/1420/section/27205</link>
      <pubDate>Mon, 10 Nov 2025 15:40:00 +0900</pubDate>
      <description>人類に反旗を翻したアンドロイドとの長い戦いに勝利し、平和を取り戻したタカシと猫型ロボットの蘭。
だが、その頃既に高齢となっていたタカシと歳を取らない蘭が共に過ごせる時間は長くなかった。
タカシが旅立ち、残された蘭は生前タカシがよく語っていた夢を思い出し、願いを叶えるべく研究を再開する……
タカシと忘れ得ぬ人々、そして蘭が織りなすタカシの物語最終章。</description>
      <content:encoded><![CDATA[「おいおい！　ちょっとマコト！　それはちょっとやりすぎじゃねえか？」
「ちょっ！　前から水噴き出てるぞ！」

　僕は変な音がする場所を覗き込み、叫ぶ。山を切り開いて作った住宅地の頂上付近。新設の中学校の駐車場で、僕たち水泳部の四人とサッカー部の一人が泡まみれの車を囲み悪ふざけをしていた。

　僕らはいつも何かをやらかして先生に怒られていて先生達からのマークが厳しくなって困っていた。そこで、ここはひとつ良い事をして好感度ポイントを稼ごうと考え、普段よくからかっている小太りで少し頬が垂れているセントバーナードのような顔をした竹内という先生の車を洗車し上手い事稼ぐ事にしたのだ。いつもお世話になっているから車を洗車させてくれと願い出ると、先生は垂れてる頬を揺らしながらめちゃくちゃ喜んでいた。

　職員室で雑巾とホースと洗車セットを借り、最初は真面目に洗車をしていたのだが、どうしてもこの面子が揃うと...]]></content:encoded>
    </item>
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      <title> - はじめてのキス</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/2326/section/35021</link>
      <pubDate>Wed, 30 Jul 2025 00:47:00 +0900</pubDate>
      <description>肌寒い駅のホーム。川村タカシは一人、電車を待っていた。カーゴパンツのポケットで携帯を握る手が、冷たい風に震える。指先が汗ばんでいるのに気づき、タカシは唇を引き結んだ。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　肌寒い駅のホーム。川村タカシは一人、電車を待っていた。カーゴパンツのポケットで携帯を握る手が、冷たい風に震える。指先が汗ばんでいるのに気づき、タカシは唇を引き結んだ。

　理由はわかっていた。今日、向かう先──青山学院大学相模原キャンパス。あそこに、彼女がいるかもしれない。内田蘭。名前を思い浮かべるだけで、喉がカラカラになった。  

　高校時代、タカシには好きな人がいた。

　明るく朗らかな女の子。誰にでも気さくに接し、いつも人の輪の中心にいた。タカシと同じクラスで、同じバスケ部。目立たない存在のタカシに、彼女はいつも笑顔で話しかけてくれた。部活の後、機材を片付けるタカシに「手伝うよ」と声をかけ、楽しげに話をしてくれた。

　タカシはその笑顔に惹かれ、三年生の卒業間近には、寝ても覚めても彼女のことばかり考えていた。何度も手紙を書いたり声をかけようとしていたが、結局、高嶺の花だった彼女に...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - 五年目の貴女へ</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/2405/section/35593</link>
      <pubDate>Wed, 30 Jul 2025 00:19:00 +0900</pubDate>
      <description>丸四年が経ち五年目を迎えるにあたり愛しき人へ一言。</description>
      <content:encoded><![CDATA[今日は七月三十日。貴女と初めて出会った日です。

初めてお会いしたあの日から丸々四年が経ち、五年目に入りました。
あっという間の四年間でした。

今まで生きてきた時間の長さと比べたら四年なんて短い時間ではありますが、
ぼくにとってのこの四年間は貴女と出会うまでに生きた四十年よりも色鮮やかで、生きた実感のある濃い時間でした。

今まではずっと、自分を押し殺して相手に合わせて生きてきました。
歳をとり、それが間違いだったと気付いた時にはもう手遅れで、後は何の希望もなく生きて最低限やらなくてはいけない事だけなんとかしておしまいにするしかありませんでした。

そんな時、様々なあり得ない奇跡と共に貴女はぼくの目の前に現れてくださいました。
ぼくにこれからを生きる希望をくださって、今まで生きてきた時間を意味のあるものにしてくださいました。

今はもう十分過ぎるくらい心が幸せで満たされていて、いつ何が起...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>夢の中へ - 全ての貴方へ花束を</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/1420/section/34727</link>
      <pubDate>Sun, 08 Jun 2025 21:09:00 +0900</pubDate>
      <description>人類に反旗を翻したアンドロイドとの長い戦いに勝利し、平和を取り戻したタカシと猫型ロボットの蘭。
だが、その頃既に高齢となっていたタカシと歳を取らない蘭が共に過ごせる時間は長くなかった。
タカシが旅立ち、残された蘭は生前タカシがよく語っていた夢を思い出し、願いを叶えるべく研究を再開する……
タカシと忘れ得ぬ人々、そして蘭が織りなすタカシの物語最終章。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　階段から落ちて頭から血を流して気を失ってる時に会うなんてちょっと気が引けるけど、私の記憶が確かならタカシは数分後には目を覚ましてた気がするから大丈夫よね。

　さて、どうやってタカシの記憶に残るような色仕掛けをしましょうかね。寝てる状態から起きたと思わせた方が夢じゃ無いような感覚になるだろうからベッドに寝ている状態から始めようかな。場所は……横浜だからやっぱり横浜で有名なホテルのどこかにしよう。遊園地の夜景が綺麗に見えるホテルなんか良いかも。

　私は自身が接続されている膨大な量のデータが格納されているデータベースからインターコンチネンタルホテルの部屋に関するデータをダウンロードし、夢の中の仮想空間として展開するとその部屋のベッドにタカシを想定した男性データを横たわらせた。そしてベッド脇の椅子に白いワンピースを着た自分を座らせ、近くのテーブルには猫に変身できるという大人のおもちゃ一式を置...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - 祭りのあと</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/1493/section/27945</link>
      <pubDate>Sun, 08 Jun 2025 16:07:00 +0900</pubDate>
      <description>　昼間の照り付ける暑さが和らぎ涼しさを感じる頃合いとなった夏の夜。
五、六歳位の浴衣姿の男の子と初老の女性が手を繋ぎながら目の前で提灯を揺らしあう四つの神輿を見つめていた。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　昼間の照り付ける暑さが和らぎ涼しさを感じる頃合いとなった夏の夜。
　五、六歳位の浴衣姿の男の子と初老の女性が手を繋ぎながら目の前で提灯を揺らしあう四つの神輿を見つめていた。

「うわあー！　おばあちゃん！　これおっきいねー！　なにこれー？」
「そうだねー、おっきいねー、これは神輿ぶりって言うんだよ」
「みこしぶりー？」
「そう、昼間におみこし担いだろ？」
「うん！」
「あれはこの町に四つあってね、夜になるとあの明るい提灯ってやつを沢山つけて集まってみんなでゆっさゆっさするんだよ」
「ちょーちん？　あのたくさんある明るいやつー？」
「そう。ちょうちん。綺麗だろ？」
「うん！　すごい綺麗だねー！」

　大という文字が記された提灯が神輿の左右に九つずつ、神輿の屋根の頂点に一つ取り付けられた四基の神輿が一か所に集まり、法被を羽織り鉢巻きを巻いた担ぎ手たちが威勢の良い掛け声と共にその場で担ぎ上げ、...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>出会いの日 - 全ての貴方へ花束を</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/1420/section/27697</link>
      <pubDate>Mon, 27 Jan 2025 01:06:00 +0900</pubDate>
      <description>人類に反旗を翻したアンドロイドとの長い戦いに勝利し、平和を取り戻したタカシと猫型ロボットの蘭。
だが、その頃既に高齢となっていたタカシと歳を取らない蘭が共に過ごせる時間は長くなかった。
タカシが旅立ち、残された蘭は生前タカシがよく語っていた夢を思い出し、願いを叶えるべく研究を再開する……
タカシと忘れ得ぬ人々、そして蘭が織りなすタカシの物語最終章。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　私が夢を介してタカシに会いに行くタイミングは私とタカシが一番最初に偶然出会うあの瞬間。タカシが横浜駅の階段で転げ落ちて頭から血を流して気を失っているところに看護学校に通っていた私が偶然通りかかって救護したあの時。

　あの時私達は会っていたのにそれっきり連絡を取る事も無く出会った事もお互い忘れてしまって、結局ちゃんと会うのはその時から20年以上後だった。その後はものすごく愛し合えて良かったのだけれど、タカシは最期まで若い頃に会いたかったって言っていた。

　あれだけ私の事を好いてくれたタカシの事だから若くてピチピチな私が色仕掛けする夢でも見せれば出会いが一瞬だったとしても脳裏に焼き付けてきっと探し出してくれるでしょう。若い頃のタカシが大好きだった飼い猫がランちゃんって名前だったみたいだから、猫の恰好をして迫ってみようかなー
　若いタカシはどんな反応をするかしら。楽しみ。

　
―1995...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - キャットウォーク・チーティング</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/1530/section/29415</link>
      <pubDate>Sat, 21 Sep 2024 00:00:00 +0900</pubDate>
      <description>いつもお話を聞いてあげるこの子、本当に可愛いんだよなあ。
でも可愛いあの子には彼氏がいて……ねえ、僕の愛おしい飼い猫のラン、聞いてくれよ。
どうしたらあの子を僕のものにできるんだろう。えっ、あの子の名前も蘭っていうのかい？
なんて偶然なんだろう。気分屋の彼女はまさに、猫のようで掴みどころがないんだ。
タカシ君の寝盗り大作戦発動！</description>
      <content:encoded><![CDATA[キャットウォーク・チーティング

　僕は勤めている会社の定時のチャイムが鳴ると同時にタイムカードを打刻し、通勤用の錆びだらけのギア無し自転車に跨り家路を急ぐ。
　単身者用のアパートの一室へ到着するとすぐさま作業服から私服へ着替え顔を洗い歯磨きをし、五分と経たないうちにまた飛び出し今度はスクーターに乗って近くのファミレスへ向かう。
　ファミレスへ到着し窓際の席に陣取り、アイスコーヒーを飲み外を眺めていると、一人の女性が視界に入る。
　カンカン帽を被り白色が主体のワンポイントが入ったＴシャツを着てオレンジ色のハーフパンツとビーチサンダルを履いている。その女性を眺めていると、店の入口に向かって行き、中に入って行った。よし、今日も間に合ったと僕はほくそ笑む。
　入口に向かっていた若い女性は店内に入ると最初から向かう席が分かっているかのように脇目もふらずに真っすぐ僕の座っている席に向かってきて僕の正...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>テンバガーは泥舟艦隊と共に　後編 - テンバガーは泥舟艦隊と共に</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/1350/section/27598</link>
      <pubDate>Sat, 08 Jun 2024 18:54:00 +0900</pubDate>
      <description>夢のテンバガーを目の前にし、僕は慢心していた。筋金入りのゲーマーである僕が負けるわけがないと。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　テンバガーを意識し始めてから僕はやり方を今までの完全な底値で買っておいて噴き上がるのをひたすらに待ち続ける方法から、なるべく普段は現金の比率を多くしておき目をつけていた銘柄の株価が急激に上がり始めたらその瞬間に一気に買えるだけ買うやり方に変えていった。持ち続けていたくなっとしても株価上昇の勢いが弱まる頃には売り払ってしまう。
　すぐ手放してしまうから大きく儲からない上に株価が動き出す時には集中して変動を見ていないといけないから仕事をしながらというのは難しかった。だが、動き始めてから買うので買値よりも株価が下がる事がほとんど無く、含み損を確定できずズルズルと持ち続けてしまう巷では塩漬けと呼ばれる状態にする事が次第に少なくなっていった。
　僕は仕事を早く終わらせたり後回しに出来る仕事は後に回したりして集中できる時間を無理矢理捻出し、コツコツと増やす事で少ない給料を補填する様になった。

　あ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>夢路のはじまり - 全ての貴方へ花束を</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/1420/section/27203</link>
      <pubDate>Wed, 03 Apr 2024 21:38:00 +0900</pubDate>
      <description>人類に反旗を翻したアンドロイドとの長い戦いに勝利し、平和を取り戻したタカシと猫型ロボットの蘭。
だが、その頃既に高齢となっていたタカシと歳を取らない蘭が共に過ごせる時間は長くなかった。
タカシが旅立ち、残された蘭は生前タカシがよく語っていた夢を思い出し、願いを叶えるべく研究を再開する……
タカシと忘れ得ぬ人々、そして蘭が織りなすタカシの物語最終章。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　今にも消えそうな蛍光灯が弱弱しく光る人の気配が無い薄暗い研究室に、身体中が茶色く錆びつきあちこち動かなくなっているであろうタヌキの様な形をしたロボットがあった。

　アンドロイドとの抗争の最中に命を落としたが、予め抽出された脳データを使い人を蘇らす研究をしていた共同研究者でありパートナーであったタカシによってロボットとして蘇らされたかつて蘭という名前だったロボットは、ある目的を叶える為にタカシが老衰で他界した後も自らは生き続けある研究を続けていた。
（アンドロイドとの抗争についての詳細は別作品"空を駆ける猫"を参照）


　タカシと一緒に世界中で人間に反旗を翻したアンドロイド達と戦い続けていた頃から何十年たったろう……

　タカシがおじいちゃんになって、最期見送ってから何十年たったろう……
　
　タカシにこの機械の身体に命を吹き込んで生き返らせてもらって、私も老いない身体で残った人を助け...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>テンバガーは泥舟艦隊と共に　中編 - テンバガーは泥舟艦隊と共に</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/1350/section/27161</link>
      <pubDate>Sun, 31 Mar 2024 17:04:00 +0900</pubDate>
      <description>夢のテンバガーを目の前にし、僕は慢心していた。筋金入りのゲーマーである僕が負けるわけがないと。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　仕切り直しをしてからの僕は負け無しであった。ゲーセク全体が上げ調子だったのが主な理由だが、そのセクターの中でも各社が製作・リリースするゲームでセールスランキングが上位に来るであろうものがなんとなく分かったのが大きかった。
　ある程度ゲームをやっていれば皆分かるのだろうが、開発中のゲームの画面やシステムを見る事でもある程度はイメージを掴め、ベータ版やリリース直後に実際にプレイをした感覚で判断すれば大抵間違っていなかった。

　最初の頃は個人のブログや掲示板を見てばかりだったが、いつからかヤフーの運営している株式掲示板を見るようになっていた。
　この掲示板は銘柄毎にスレッドが分かれていて、銘柄に惚れこんでひたすらその銘柄の事を調べてはその銘柄のスレッドに書き込み銘柄の良さをアピールする人、多数のスレッドへ顔を出しその銘柄の株価の上下を予測、煽る人等、様々な個人投資家が自分が儲かる事を夢見て協...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>テンバガーは泥舟艦隊と共に　前編 - テンバガーは泥舟艦隊と共に</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/1350/section/26246</link>
      <pubDate>Sun, 17 Mar 2024 21:16:00 +0900</pubDate>
      <description>夢のテンバガーを目の前にし、僕は慢心していた。筋金入りのゲーマーである僕が負けるわけがないと。</description>
      <content:encoded><![CDATA[※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。


　2015年くらいだったろうか、僕は株式投資を始めた。
　始めたと言っても、一単元未満や低位株を100株といった程度で資金も10万や20万程度の現物のみだった。低位株を主に扱う人たちの掲示板を覗きながら安い低位株をちょろっと買っては噴き上げた時に引っかかる様に指値をしたまま放置するという手法で株売買をしていたのでほとんど減りもしないがたまに小遣い程度儲かるくらいだった。
　最初の頃は分からない事だらけで、うかつに値動きの激しい銘柄を買って失敗して資金をすぐ無くしてしまっても怖いし、たまに小遣いをもらえるからそれでも良かった。
　だが、しばらく経つとなんかどうもパッとしないというか、しっくりこないというか、飽きてしまったというか、ブラック企業の低賃金社畜で資金が無かった僕はどうにか資金を...]]></content:encoded>
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      <title>失踪事件 - 六匹のネコ</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/1096/section/19467</link>
      <pubDate>Sun, 17 Mar 2024 15:30:00 +0900</pubDate>
      <description>私の家にはチンチラペルシャのネコとそのネコが産んだネコがいる。
知り合いの家に住んでいたチンチラペルシャが、ちょっと家出をしたと思ったら勝手に子供を作ったみたいで、その知り合いから子供が産まれたからもらってくれないかという相談があって一匹の子ネコをもらう事になった。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　ミーも覗かれ過ぎて慣れたのか諦めたのか、ふとんを捲っても殺意のある目で睨んではくるけどガチギレはしなくなった。また、最初は手のひらでころころ転がせそうなくらい小さかった子ネコたちはギリギリ片手に載るかなくらいに大きくなっていた。目を開け始めた子もいる。

「わぁー、随分ネコっぽくなったねぇー」
「この子なんて目が半分開いてるよ！」
「ほんとだ！　でも、焦点が合ってないというか、全然見えてなさそうだね」
「大丈夫なのかな…」

「あんたたち！　あんまジロジロ見るんじゃないよ！」

「はぁーい」

「ねえねえ、目が開いてる子がいたんだけど焦点が合ってない感じなんだよね。あれって大丈夫なの？」
「全然大丈夫よ。最初はみんなあんな感じだから。もうちょっとしたら目も見えるようになってひょこひょこ歩き出すよ」
「へぇー、そうなんだー」
「楽しみだね！」
「ほら！　見てばっかいないではやくふとん下ろし...]]></content:encoded>
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      <title> - ローン二年を遺して</title>
      <link>https://masshigura.kashi-hondana.com/author/page/1109/section/19640</link>
      <pubDate>Sun, 18 Feb 2024 17:11:00 +0900</pubDate>
      <description>僕はここ数年、車で峠をドリフト走行する漫画に随分と嵌ってしまっていて、一年程前、シルビアというスポーツカーを勢いで買ってしまっていた。
そんな僕が羨ましいのか妬ましいのか、事あるごとに僕を煽って何かをやらせようとする細谷。
この前も細谷に煽られてホイルスピンをやりまくってクラッチが焼け付いて修理代が大変だったというのに…今度は何を言ってくるのかと思いきや…</description>
      <content:encoded><![CDATA[「なあ、カワっち」
「ん？　なに？」
「飯食ったらドリフト観に行かねえ？」

　僕と細谷と山越で男三人の同棲を始めてから約一年、リビングで集まって夕食を食べていると突然細谷がドリフトを観に行かないかと誘ってきた。

「ドリフト？　今から？　近くにそんなのやってる場所あるの？」
「厚木に向かってく途中にある工業団地でやってるらしいぜ。カワっちこの前見せてやるよっていきがったくせに滑らせ過ぎて前ぶつけちまってたべ？　勉強になんじゃね？」
「んあ？　あれは雨で水溜まりが出来てたからいけないんだよ。それに、ちょっと縁石にぶつかっただけじゃんよ」

　僕はイラっとしながらも極力平静を装って返事をする。なにがぶつけちまってだよ。元はと言えばお前が煽ってきたのが原因じゃねえか……身体の具合いも悪いし、お前と絡むとロクな事がねえわ……
声には出さず頭の中で文句を言う。思い返すとイライラしてくる。

　僕は...]]></content:encoded>
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